バネには固有の振動する性質があります。ご存じのように伸びるバネをひっぱて離すといつまでも振動し続けます。その性質がサスペンション機能には悪さをしてしまいます。一般的にバネ乗数の高いものには、減衰力も高め、ここではオイルを粘性の高いものにします。いかに無駄な振動を止め、次の作動に備え、メカニカルグリップを上げるかに掛かっています。路面に吸いつくようにタイヤが接する事が、回頭性をあげます。SDSサスショックは70%のストローク比を実現し、有効な減衰力を発揮してくれます。 はじめは何も塗らずにセット出してください。ある程度セットが出ましたら。#1,000位のシリコンオイルから塗って始めるといいでしょう。 塗ってない時よりも回頭性が上がりましたか?次に#1,500位、#2,000と上げていきます。上げていくと、初期反応がなく、回転半径が大きくなってしまう時があります。そこではオイルが硬いと判断してください。 私は今MSスプリングで走ってますが、冬なら#1,500、少し暖かくなってきたら、#2,000位でいいと思ってますが、、いかがでしょうか。 最初は色々試して見てください。オイル変更によって、セットを変更できることデータ取りしとくのもいいですからね。 後サスアームはアッパーとロアが一体成型ですので、切り離しはちょっと無理ですね。前のタイプはR/Lがありましたが、今回は左右共通ですので、無駄がありません。結局トータルでエコノミーだと思いますよ。 がんばってセッティング出してくださいね。グッドラック。 |